【2025年版】20代が独学で取りやすい資格7選【おすすめ資格】

FP(ファイナンシャルプランナー)

20代の社会人の皆さん、毎日お仕事が忙しくても、新しい知識やスキルを身につけたいですよね。

そんなあなたには、独学での資格取得に挑戦することをおすすめします。

独学なら高額なスクール費用もかからず、通学の必要もありません。スキマ時間を活用してご自分のペースで気軽に学べます。

独学での資格勉強は、忙しい日々でも小さな一歩から着実にスキルアップできるんです。

誰でも最初は初心者ですから、できることから始めてみましょう。

この記事では、20代社会人でもスキマ時間に独学で取得できるおすすめ資格を厳選して紹介します。

忙しい今だからこそ、少しずつの努力が必ず将来の大きな自信につながります。

少しの前進が大きな力に!

今回紹介する資格はこちら

  • 簿記検定3級
  • 秘書検定3級
  • ファイナンシャルプランナー3級
  • ITパスポート
  • MOS
  • 英検
  • TOEIC

実は、独学でも取りやすい資格は意外とたくさんあるんです。

無理なく始められる資格から、一緒にチャレンジしてみませんか?

資格選びのポイントは4つ

目的を明確に

 どんな知識を得たいかで資格を選びましょう。

仕事の実務で役立てたいのか、
趣味・自己啓発のためか、
普段の生活で役立てたいのか、
目標をはっきりさせると勉強のモチベーションも続きます。

「人気だから」とか「取りやすそうだから」とかで決めてしまうのは少し浅はかかもしれません。

目的意識が資格選びのポイントになります

時間と費用を確認

1日30分~1時間の勉強で合格可能か、教材費や受験料が予算内かチェックしておきましょう。

独学ならテキスト代だけなので、費用を大幅に節約することができます。

節約した費用をプライベートに活かすか、テキストを買い足すかはあなた次第です。

無理なく続けるにはコスパも大切!

学習教材の充実度 

 市販テキストや問題集、学習アプリ、動画講座など、独学で使える教材が豊富な資格は意外とたくさんあります。

教材が揃っていれば、隙間時間にスマホ学習や過去問演習ができて続けやすいです。

合格難易度・受験頻度

2~3級程度の初級~中級資格や、年に複数回試験のある資格はチャレンジしやすいです。頻繁に試験があれば短期間で再挑戦できるのも安心材料ですね。

例えばFP2級・3級では、パソコンを使った方式をとっているため自分の都合の良い日に予約を入れて試験を受けることができます。もし不合格になってしまっても、翌月、翌週にでも再受験することができます。

おすすめ資格7選(カテゴリ別)

おすすめ資格早見表

必要勉強時間難易度試験料合格率
簿記検定3級100時間ふつう3300円30%~40%
秘書検定3級30時間やさしめ3800円60%~70%
FP3級100時間ふつう8000円日本FP協会:
約85%
きんざい:
50%~60%
ITパスポート180時間ややむずかしい7500円約50%
MOS(一般)50時間やさしめ12980円~約80%
英検150時間ややむずかしい9100円約25%
TOEIC300時間
(初心者)
むずかしい7810円約55%(600点以上)

ビジネス・事務系:簿記/秘書検定/FP3級

ビジネス・事務系資格でおすすめなのはこの資格です。

  • 簿記検定3級
  • 秘書検定3級
  • ファイナンシャルプランナー3級

・簿記検定3級

簿記は企業で評価される基本的な会計知識を学べる資格です。

独学でも合格しやすいと言われていて 、日常の家計管理にも役立たせることができます。

勉強時間は1日30分を6ヶ月程度でOK。受験料は税込3300円、テキストは1冊2,000円前後で手に入ります。

合格率はおおむね30%〜40%です。

スマホアプリやYouTube解説等手軽に勉強できるコンテンツを豊富なため、隙間学習すると効率的です。

おすすめのアプリはCPAラーニング。

CPAラーニングは講義動画・テキスト・問題集を無料で使えて模擬試験までついてきます。簿記を学ぶうえでやらない理由がないくらい優秀なアプリです。

YouTubeはふくしままさゆきさんの「ゼロからの簿記3級講座 25年度版」です。

各セクションごとにわかりやすく本質的に説明してくれるため、2級へのステップアップにも繋げやすい知識が得られます。

ふくしまさんはKindleでテキストも出版されており、YouTubeとの併用でさらに簿記の勉強が捗ります。

このテキストは有料ですがたったの99円です。YouTubeを見ながらの勉強にはテキストも併せて読むことをおすすめします。

・秘書検定3級

ビジネスマナーや文書作成など、社会人基礎を身につける資格です。

2~3級は難易度も低めでかなら独学向きです 。

勉強時間は3級なら1日30分を2ヶ月続ければ十分合格圏内に入れます。

3級の試験料は3,800円で合格率は60%〜70%ほど。

社会人としての基本を固めたい人におすすめ!

就職・転職活動でも評価されやすく、普段の業務で使っている知識がそのまま出題される、なんてこともあります。

・ファイナンシャルプランナー(FP)3級

ファイナンシャルプランナー3級、通称FP3級は家計、保険、税金などお金全般の知識を学べる資格です。

生活に直結する知識が得られるので費用対効果は抜群。2~3級は独学でも充分合格圏内に到達できます。

勉強時間はおおよそ100時間を目安にしておけば間違いないです。

3級の合格率は日本FP協会が約85%、きんざいがおよそ50〜60%です。

日本FP協会ときんざいでは合格率がかなり異なりますが、難易度は変わらないので好きな方を受験してください。

どちらを選んでもFP3級の資格は同じ!

教材は図解入りの参考書や問題集が安価で、YouTubeの講義や過去問をまとめてくれているサイトも充実しています。

おすすめのYouTube講義はほんださんの「FP3級爆速講義」、サイトは「過去問道場」です。

また、日本FP協会の公式HPには過去数回分の過去問が掲載されています。

目安の勉強時間は1日1時間×3ヶ月程度。

受験料は学科と実技合わせて8,000円です。

IT・PCスキル系:ITパスポート/MOS

・ITパスポート

ITパスポートは、ITの基礎知識を証明する国家資格です。

ITの入門とも言われ、技術系以外の営業職やサービス職などの職種にも人気が高い資格となっています。

スマホ学習アプリや無料講座で対策しやすいため、忙しい人にもおすすめです。

勉強時間の目安は全くの初心者で1日2時間で3ヶ月程度。ITの知識がある程度ある場合は半分の勉強時間で合格することも可能です。

受験料は7,500円、合格率は社会人で50%を超えてきます。取得すれば事務作業でのIT理解度アピールにもなります。

・MOS (Microsoft Office Specialist)一般レベル

 MOSとは、WordやExcelなどのOffice操作スキルを証明するMicrosoft社の資格です。

一般レベルと上級レベルがあり、一般レベルなら独学での合格も可能です。

実務に直結するスキルが習得でき、生産性向上につながるため企業の社員教育にも利用する会社も増えてきています。

資格対策だけでも勉強になり、学んだスキルは仕事やプライベートで即役立つこと間違いなしです!

問題集や動画講座が豊富なので、独学でもコツコツ対策できます。

ある程度Office製品を触ったことがあれば1日1時間×1ヶ月半で合格ラインに入れます。ほとんど未経験でも3ヶ月ほどで合格に必要なある程度の知識は身につくはずです。

試験料は科目ごとに12980円、合格率は一般レベルで80%前後と言われています。勉強方法は、実際にパソコンを触りながらテキストを読んでいく方法がおすすめです。合格前の勉強中の段階でも資料作成能力が身につき、普段の仕事に活かすことができます。

語学系:英検/TOEIC

・実用英語技能検定(英検) 

 英検はレベルに応じて級を選べる英語資格です。

2級以上を持っていると就職・転職でアピール材料になるため、社会人で英検を持っていない場合は2級を目指しましょう 。

もちろん英語力アップで海外旅行や英語話者とのコミュニケーションにも最適です。

英検の単語集や問題集、studyサプリなどのアプリが充実しているので独学での勉強もしやすくなっています。

勉強時間は100〜150時間が目安となりますが、英検に使われる単語をどれだけ知っているかでかなり変化します。

2級の受験料は税込9100円で、合格率は全体で25%となっています。

英語力をフルに仕事に活かしたい人におすすめ!

・TOEIC® L&Rテスト

リスニング・リーディング力を計る国際的なテストです。

スコア目標が立てやすく
勉強へのモチベーションを保ちやすいのが特徴となっています。

公式問題集やオンライン動画が豊富で独学でも十分学習することができ、定期的に試験が実施されるためスケジュール管理もしやすくなっています。

就職や転職に使うには最低でも600点は必要です。

ただ、もともと英語が得意ではない限り
1日1時間×1年程度は必要になってきます。

他の資格の勉強を進めながらコツコツとスコアを伸ばしていく方法がおすすめです。

受験料は7810円。

高得点を目指せば実践的な英語力が身につくので、将来のキャリアにも役立ちます。

TOEICスコアを武器に転職やキャリアアップ!

英検は学業・資格向けの4技能試験で、一度取得すれば期限なしで有効です。

一方TOEICはビジネス・留学向けのリスニング&リーディング試験で国際認知度が高く、
スコアの有効期限は2年間であるため、実践重視なら英検、企業評価やスコア重視ならTOEICがおすすめと言えます。

英検とTOEICの違いも理解しておこう!

少ない時間で合格を目指すコツ

・計画的な学習

目標とする試験日から逆算し、1日30分〜1時間の勉強時間を確保出来るようなスケジュールを組みます。

TOEICや英検などの語学では1日20単語、
FP3級や簿記では一週間に1セクションなど、
具体的な目標を立てるのも効果的です。

英単語や重要単語の暗記、スマホアプリでの学習など
通勤や休憩中の隙間時間を有効活用できる習慣を身につけると、
日々の学習が捗ります。

試験日から逆算してスケジュールを立てよう!


・集中時間と休憩時間のメリハリをつける

ポモドーロ・テクニック(25分学習+5分休憩)などを活用し、
短時間集中して勉強する方法がおすすめです。

こまめに休憩を挟むことで、
集中力を維持しつつ長時間の学習をすることができます。

集中と休憩のバランスが学習の鍵!


・アウトプット中心の学習

参考書でインプットしたら、すぐに問題をといて知識を定着させます。

特にFP・ITパスポートなどは、
過去に出題された問題に似た傾向の問題が多く、
過去問を解くことで効率的に必要な知識を習得することができます。

過去問や問題演習で知識を定着させよう!

・スマホのフル活用

アプリ学習やYoutubeなど、スマホ一つで勉強できるツールを活用することで学習効率は大幅に上がります。

特に語学系の資格はスマホアプリが強力です。

mikanやabceedなど英単語を集中的に学習できるアプリや、
TOEICスタディサプリのようなアウトプットもインプット両方できるアプリもあります。

特に豊富な公式問題集を手軽に持ち歩けるTOIEC公式アプリは、
スマホでTOEICを学習する上で必須と言えるでしょう。

スマホ一台でどこでも勉強!


・ゲーム感覚でモチベーションを維持する

モチベーションを維持するには、小さな課題をクリアしたり、
自分にご褒美をあげることが有効です。

何ヶ月にもわたる勉強時間でモチベーションを維持することは大変です。

同じ場所で何度もつまずいて進んでいる実感をなくしたり、
膨大な勉強量で学習自体に飽きてしまったり、
モチベーションを無くす要因はたくさんあります。

そんな時には是非、ゲーム感覚で勉強をしてみることおすすめします。

毎日の勉強終わりに好きなお菓子を食べたり(ログインボーナス)、
難しい問題や1日の勉強時間ノルマを達成したら
好きな動画を一本みたり(クリア報酬)、
学習仲間と競い合うのも刺激になります。

SNSでの情報交換も新たな発見につながる良い機会になるので、
積極的な交流をしてみるのもいいですね。

勉強に楽しさを取り入れよう!

まとめ

今回は独学で取れるおすすめ資格を7つご紹介しました。

簿記、FP、ITパスポート、MOS、英検、TOEIC…
どれもスキマ時間を活用して無理なくチャレンジできます。

独学は、時間・お金・自由度、すべてにおいて最強の学習スタイルです。

一緒に資格勉強、頑張りましょう!

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